2020年 05月 07日
悩みの日に
「悩みの日に私を呼べ、私はあなたを助け、あなたは私をあがめるであろう。」
詩篇 50篇 15節
悩みの中にある人を招いてくださる神様がほかにあるでしょうか。しかも、「助け」ると言われます。なぜ、神様はそんなにまで私たちを顧みてくださるのでしょうか。
その理由はただ一つ。 私たちが神様を称え、崇め、喜ぶものとなるためです。私たちのためというより、神様はご自分が栄光をとることをなさるのです。そのためにはどんなことでもしてくださいます。だから感謝ではないでしょうか。
しかし信仰生活が長くなると忘れている真理があります。その真理とは、ほんとうに簡単で単純な真理です。それは、「ただ、主を呼び求める」という真理、これだけです。しかしこれを忘れてしまっていることが問題なのです。主に子供のように、「主よ苦しいです、」と祈らないのでしょうか。苦しみの中の祈りに対する主の約束は、「あなたを助け出そう」です。議論ではありません、方法ではありません、単純な祈りです。熱心になって求めていただきたい。
苦しいときは祈りなさい、とヤコブの手紙に書かれていますが、これも非常に単純なこと、簡単なことです。私たちが奉仕をしているなかで、あたかも自分たちでやっているがごとく動いて、この単純な真理を忘れてしまいます。ただ主を呼び求めればいいのです。これだけなのです。
ヤコブ 5:13
「あなたがたのうちに苦しんでいる人がいますか。その人は祈りなさい。喜んでいる人がいますか。その人は賛美しなさい。」
「あなたがたのうちに苦しんでいる人がいますか。その人は祈りなさい。喜んでいる人がいますか。その人は賛美しなさい。」
ただ、私たちは往々にして「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、苦しい時に神に助けてもらった恩も、楽になれば忘れてしまうのが常です。なんと私たちは身勝手なものかと思います。
神は、神への感謝を忘れやすい私たちに対して、私たちを苦難の状況へと置かれます。私たちが神によって支えられていることを忘れず、感謝の心を絶やさせないためです。
by malanatajesus
| 2020-05-07 19:31
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